ワタママ食堂

『ワタママ食堂』

2011年11月21日に渡波駅近くの被災したラーメン店の店舗を借りて開店した『ワタママ食堂』。

石巻市渡波小学校避難所で毎日の炊き出し作業を行い、震災後いち早く自立と地域の再生に向かって活動を開始した地元のお母さんたち(ワタママ)。

『ワタママ食堂』では近隣の仮設住宅に住む、特に高齢者の皆さんへお弁当を配達し、日々の食事のサポートと同時に、配達時に声掛けを行うことによる高齢者の見守り支援も行っていました。

 一方、食堂では被災して職を失った地元の女性の就労の場を生み出し、常時4人の女性(加えて配達員男性2名)を雇用し、さらに繁忙期には4人の臨時雇用を生み出していました。

開店時には40食からスタートしたお弁当の配食も多い時には350食を超えるまでになりました。しかしながら、店舗の解体が決まり半年後に惜しまれながら閉店…

 その後、再建を模索したが、なかなか資金的な目途や用地の確保ができず、再建を諦めかけていました。そんな中、近所の皆さんからの再建への強いご要望を受け再建を決意し、全国を駆け回りながらご寄付を募り、財団等からのご支援も受け、ついに再建の目途が立ちました。

 食堂を再建する場所は石巻市渡波の海岸から200メートルほどの津波浸水域の中で、この地域は危険区域には指定されていないために住宅建築が許可されているが、防潮堤や津波タワーがないため、再建に迷っている方が多くいます。そこで彼らは、敢えて津波で被災し、何もないこの場所に『ワタママ食堂』を再建することを決断。それは、将来この地域にもう一度住宅が再建され、地域の絆が取り戻されることを願うからです。

 『ワタママ食堂』はその先陣を切りたいとの決意で、敢えてこの津波浸水域で再建を目指し、

某局の住宅リフォーム番組“大改造劇的ビフォーアフター”で「2012年年間大賞」を受賞された瀬野和弘氏の設計により、宮城県の杉材100%を使用した木造平屋で、将来を見据え環境に配慮した施設にすると決め、様々な方々や企業の協力のお陰で2014年1月28日に『ワタママ食堂』地鎮祭を開催すること出来たのです。

BRIDGE-FRPのプロデューサーであるエミ・レナータがこころスマイルプロジェクトの見学へ行った時に『ワタママ食堂』のスタッフともお会いしており、本当に素敵な方々で希望を与えるプロジェクトだと言っていました。

 みなさんがもし石巻市を伺うことがありましたら、是非『ワタママ食堂』でたっぷりの愛が込められた美味しいお弁当を食べてみてくださいね!

活躍情報は:ワタママ

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